のぼりづくりのコツ

こんなデザインはやってはいけない
車を運転していたり、バスに乗っているときなど道端に設置されているのぼり旗を見かけることが多くなった、このように感じる人も多いのではないでしょうか。
看板などとは異なり、比較的低予算でかつ目立つ広告になるなどからも、のぼり旗を利用する経営者も少なくありません。
街中にあるお店の場合も、のぼり旗を設置するだけでお店の場所を道を歩いている人に
知らせることができるので、店先に置いているケースも多いといえましょう。
なお、のぼり旗は定番のデザインだけでなくオリジナルデザインで製作することもできます。
自らデザインしたものを布地に印刷して貰って集客やお店などのアピールに使えると
より効果的ですが、避けるデザインとなるものもあることを理解しておかないと
逆効果になることもあるので注意が必要です。
避けるデザインの特徴、これは周りに埋もれてしまうようなデザインだったり、
ごちゃごちゃしていて分かりにくいものなどが挙げられます。
それと、競合店があるお店などの場合は、他のお店と見分けがつきにくいものも避けるべきです。
例えば、デザインに個性がないものはどこのお店だったのか印象に残りにくくなる、
スタンダードなものもよいけれどもインパクトが重要です。
シンプルで目立つデザインを考える
のぼりを作るとき、オリジナルデザインの場合はなるべく伝えたいことを
空間の中に多数入れたくなる人は多いのではないでしょうか。
しかし、伝えたいことを数多く詰めすぎてしまうとまとまりがなくなってしまう。
色合いを派手なものにしてしまうと全体的に安っぽさが出てしまうなど、
伝えたいことの中でもポイントを絞り込む、内容およびアピールしたいことが
伝わりやすいデザインを考えることが大切です。
もしどうしても伝えたい内容が収まりきらないようであれば、
両面別柄にしてできるだけ情報を詰め込むのも方法です。
また、お店がある場所にもよりますが、アーケードの中にお店があって
アスファルト舗装の地面に設置するとき、色のコントラストが暗いものを使うと
目立たなくなるので注意が必要です。
基本的に、のぼりの色は薄い色より濃い色を使うのがポイントです。
それと色のコントラストでインパクトを作り出すテクニックも重要です。
生地や文字など同じような色合いにすると全体的にぼやけてしまう、
アピールを行いたい部分が埋もれてしまって効果へ期待が薄くなりがちです。
しかし、思い切った色の組み合わせにすると、双方が際立つようになるので
道を歩いている人からの注目が集まりやすいデザインを作り出せます。
特に、赤・黄色などのような信号に使用されている色は人の注意を引き付ける、
ピンクは優しいイメージでブルーはさわやかな印象など、色のコントラストを
上手に使うのが、のぼりで成功させるコツです。