のぼりづくりのコツ
テイクアウトビジネスを行う上でのぼりを使う効果
つい数ヶ月前までは、このまま上向いた景気が続き将来のビジネスをどのように展開していこうか、ということを考えていた人たちも多かったことでしょう。
しかし中国を発生源とするコロナウイルスが人々に脅威を与え始めました。
しばらくするとコロナによる人の動きが大幅に減少し、経済へ大きなインパクトを与える結果となってしまいました。
政府はいわゆる三密を防ぐようアナウンスしているため、人が集まる
レストランや喫茶店、食堂、スナックなどは大打撃を受けています。
人が密接に交わる時、大声で話す場合が多いのですがどうしても唾液の飛沫が
飛んでしまい、それにウイルスが付着して感染が広がってしまいます。
そのため、店で商売をするかたわら、弁当などのテイクアウトを始めて
少しでも売上に寄与するような取り組みを行っているところが多い状況です。
しかしお客様にはどうやって宣伝をしていったらよいのでしょうか。
それには、やはりのぼりを設置した宣伝効果を考えていったほうが近道となります。
SNSなどで発信してもよいのでしょうが、お店は近場のお客様をターゲットにしなければ
現実的ではありません。のぼりを設置することで、直接的に視野に入りますので
訴求効果は格段に高くなります。
のぼりによる表現方法を考える
ではこのコロナ禍の中でテイクアウトビジネスを成功させるため、どのようにのぼりを
上手に活用していったらよいのでしょうか。やはり、まずは人目をひくようなのぼりをつくることです。
あまりにおとなしすぎるのぼりは人目をひきません。まわりの家屋や商店街の
景観を乱すようなものは避けなければなりませんが、ある程度なじむようにしながらも
はっきりと自己主張したのぼりを作ることが必要です。
この店は何を作っているのか、どんな味がしそうなのか、お客様の要求を満足させることが
できるものなのか、等を短い言葉で端的に表現しなければお客様の心に刺さりません。
心にぐっとくるような表現力があれば、街を行く人たちの足をお店に引き込むことができます。
また、もっと成功すれば、行列のできる店に変身できるかもしれません。
それほどのぼりの影響力は高いのです。
特に、お昼時に何を食べようかと迷っているビジネスマンなどにとっては効果絶大です。
おそばにしようか、カレーにしようかなどと迷ってしまい決定打に欠けている状態の時に、
刺激的なのぼりを見てこれを食べようという気持ちを起こさせることができれば、
次々とお客様が来店することになるでしょう。それほど表現力や訴求力は大切なものと言えます。